ご覧いただきありがとうございます。
「紡ぐ乙女と大正の月」の表紙を見て自分は最初、「大正時代の話でタイムスリップするのかな?」くらいのイメージしかありませんでした。
ですが、実際本編を読んでみると「大正時代のきんモザって感じですごく面白かった!」と思ったんですよ。
そしたら「これすごい面白かった!」といったんですよ。
「あんま面白くなかった」って感想が来ると思ってたので、意外でした。
ということで今回は、きららのまんがを普段ほとんど読まない人も引き付けた「紡ぐ乙女と大正の月」の見どころと感想を紹介していきます。
- そもそも紡ぐ乙女と大正の月とは何かを解説します。
- 紡ぐ乙女と大正の月の見どころを3つ紹介します。
- 紡ぐ乙女と大正の月を読んだほかの人の感想も紹介します。
Contents
そもそも紡ぐ乙女と大正の月とは?
紡ぐ乙女と大正の月は2019年からまんがタイムきららキャラットで連載されている作品で、今年7月に原作1巻が出ています。
ある日地震で気を失ってしまった藤川紡が目覚めると、そこは大正10年の日本の姿があった。行く当てもなく困っていたところを、公爵令嬢の末延唯月に助けられ彼女と共に学校生活を送ることになっていく…。
- 藤川紡-本作の主人公。令和から大正に流れ着いた女子高生。
- 末延唯月-紡を助けた公爵令嬢。しっかりしてそうだが、案外年相応な部分もある。
- 万里小路旭-唯月に一途な子で気が強い伯爵令嬢。
- 蜂須賀初野-家は元有数の大名で武家の血が流れている子。メルヘンな一面もある。
紡ぐ乙女と大正の月を見てみての感想と見どころ
紡ぐ乙女と大正の月の見どころはこの3つです。
- 大正のきんいろモザイク
- 当時の日本の姿が見られる
- 姉妹に見えてくる紡と唯月
具体的に紹介していきます。
大正のきんいろモザイク
きんいろモザイクといえばきらら作品でも知ってる人は多いであろう作品ですが、これと紡ぐ乙女と大正の月が似ている部分があるのです。
きんいろモザイクは日本とイギリスの文化や言葉の違いが数多くネタになっています。
一方で紡ぐ乙女と大正の月は、令和と大正の文化や言葉の違いがネタになっています。
今でこそ当たり前のセーラー服も大正の頃は珍しく着ていたら普通に不審者扱いになっているところとかです!
引用 紡ぐ乙女と大正の月1巻18頁
日本でセーラー服が導入されたのは1920年(大正9年)ごろなので、紡ぐ乙女と大正の月の世界ではまだ来ている人はほぼいなかったようです。
また数の単位も今とは違うので、学校でカレーを作る時にレシピを見てギャップを感じる紡の姿もありました。
当時は尺貫法が使われていたので、1尺が何メートルかを知らないと理解するのが大変だったはずです。
引用 紡ぐ乙女と大正の月1巻70頁
日本で全面的にメートル法が使われるようになったのは、1966年からだそうです。
当時の日本の姿が見られる
紡ぐ乙女と大正の月の2つ目の見どころは当時の日本の姿が見られるところです。
作中では登場キャラの多くが上流階級の人たちばかりなので、家柄や身分と差というものがあちこちで見られます。
紡と唯月が初野の家に遊びに行った時も、唯月の家柄を知ると初野の親が急にかしこまるといったシーンがあるんです。
引用 紡ぐ乙女と大正の月1巻83頁
他にも違う身分の子と関わってはいけない(遊んではいけない)などの掟があったりします。
他にも当時の日本の姿が見られるシーンとしては、行き交う人々がみな和服を着ていたりレトロな街並みが広がっていたりするところなどです。
作品の色んな所でみられるので、ぜひ探してみてください。
紡と唯月が姉妹のように見えてくる
紡は唯月の家に住み込みのメイドという体でいるので関わることは多いのですが、その関係がまるで姉妹のように見えてきます。
はじめは主人とメイド、ただの同級生という感じでしたが、話が進むにつれて家族と意識させられるような描写が増えていきます。
世代や友達なんかを超えた姉妹のような関係に見えていくのもこの作品の魅力の1つです。
紡ぐ乙女と大正の月の他の人の感想
ここからは、紡ぐ乙女と大正の月のほかの人の感想も紹介していきます。
「紡ぐ乙女と大正の月」1巻感想
値引きクーポン使い切りたくて適当に表紙買いした本作
きらら嫉妬民なので存在すら知らなかったけど、女の子可愛い&イイハナシダナーも有りでとても良かったです
やっぱり大正ロマンな袴娘は最高だぜ…#紡ぐ乙女と大正の月 #まんがタイムきららキャラット pic.twitter.com/nsf5XAGKTs
— aketi946@となりの吸血鬼さん難民#ライアラー英明の小悪魔 (@aketi946) July 24, 2020
感想:紡ぐ乙女と大正の月5話 ちうね先生 @yachixxxxxx (きららキャラット12月号)
正式連載から2話目、学校内な賑やかな展開も良いけど、今回みたいな紡と唯月の二人にスポット当てた展開も良き…。ていうか、七尾さんドS…ガンガンガン! 紡ちゃんは何ともへっぽこで可愛いくてよき。よき…なのか…? pic.twitter.com/rQ4fVLrgFL— カミラ (@cami1224) October 31, 2019
紡ぐ乙女と大正の月の見どころまとめ

- 大正のきんいろモザイク
- 当時の日本の姿が見られる
- 姉妹に見えてくる紡と唯月
ということで今回は、紡ぐ乙女と大正の月の見どころと感想について紹介していきました。
普段きららを読まない知り合いが「面白い!」といった作品なので、「おれアニメ化した作品以外は読まないんだよね」というあなたでも面白いと感じれるはず。
ぜひチェックしてみてくださいね。